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  太田選手のもうひとつの闘い… 
98.5.3富士事故裁判を傍聴しよう!

 
 

正しい裁判のために
 太田哲也選手は、1998年5月3日に富士スピードウェイで行われた全日本GT選手権第2戦のスタート進行時に起こった多重衝突炎上事故で、死に直面する重傷を負い、顔や手足に後遺症が残り、現在も治療中です。
 太田選手は、レース上での事故はレーサーとして覚悟していました。ですが、この事故では、レース主催団体、サーキット、JAF等に運営や事故対応、救護体制、監督の不備が問題視されています。ですが、主催者らはそれらを認めず、さらにはドライバーたちの証言も聞きもせず、彼らのミスで結論するような、十分に事故原因を究明していない報告書だけで、運営者の責任を回避しています。
 このような不誠実な態度に対し、このままでは同じような事故がまた繰り返され、第2、第3の太田哲也が出てしまう、と太田選手は危惧しました。
 このため、民事訴訟という裁判の形で彼らの不手際と責任を明白にすることで、これからのレース運営が健全で安全になるようにと、この訴えを起こしたのです。なお、刑事裁判(責任者の罪を問う裁判)は警察が立件(事件として扱わない)としたために、できませんでした。

 太田選手を応援するみなさんには、この裁判の行方もぜひ見守ってほしいと思います。そして、この裁判を傍聴することをみなさんにお勧めしています。
  立場は問いません。正しい裁判が行われているか、お互いにどんな主張をしているか、聞くだけでも価値があると思います。いや、一度裁判ってものを見てみたい!ってことで構いません。



裁判は誰でも傍聴できます
 裁判の傍聴は自由に出来ますので、どなたでもこの裁判を傍聴することが出来ます。現在、この訴訟裁判は東京地裁で審議中です。
 東京地裁(裁判所合同庁舎)に行くには、地下鉄(日比谷線・千代田線・丸の内線)霞ヶ関駅下車。A1出口を登れば、地裁のすぐ前に出られます。
 裁判が行われる法廷が分かっている場合は、そのままその法廷に入れます。法廷が分からない場合は、玄関ロビーの中央にある案内所ある案内板や資料を見るか、そこに居る守衛に聞けば教えてもらえます。 ちなみに太田さんの富士事故裁判は、地裁7階の法廷で月曜もしくは水曜に行われます。

裁判所周辺の地図


初めて裁判を傍聴する方に
 裁判所への出入りは自由です。服装は常識的なものであればそれほど気にする必要はありません。ただし、はちまき、たすきといったようなものをしていると入場を断られますのでご注意ください。また、大きな荷物や細く長いものなどは危険物と疑われることもありますので、これも持ち込まないようにしてください。
 最近は、裁判所入り口で空港のような手荷物・金属検査を行っています。このため入所者が並んで入るのに数分掛かることもあります。開廷時間に余裕を持って行きましょう。

 裁判所合同庁舎の正面入り口から入ると、玄関ロビーに法廷の場所が書かれた掲示板があります。合同庁舎には、地裁だけでなく高裁も一緒に入っているため法廷の数がとても多いので、場所を間違えないよう確認してください。確認は掲示板脇の案内所で分かります。

 傍聴席は先着順で自由に座れます。ただし、満席になると立ち見はできないので、傍聴できないこともあります。傍聴席が満席でなければ、開廷時間が過ぎても入れますし、途中での退出もできます。開廷中に出入りする場合は、極力静粛に行いましょう。

 裁判が始まりましたら、静粛にしてください。メモは取れますが、録音、録画といった行為は禁じられていますので、テープレコーダーやカメラ、ビデオなどは持ち込めません。また、裁判官や係員から指示があったらそれに従って行動してください。裁判官が入廷したら礼として皆起立します。また、証人が宣誓する際も起立します。法廷での発言は書記が速記や録音で記録して公式の記録を作りますので、傍聴席での私語は大変迷惑になります。進行を妨げないよう静かに見聞きしましょう。クシャミや咳が酷いときは退出して、落ち着いてから戻るくらいの配慮はしましょう。


 以上、常識的なことさえ守れば、裁判は誰にでも簡単に傍聴できます。


 ※東京地方裁判所ホームページ

 
 
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